最近グイグイと知名度が上げている、ミニマリストや断捨離は物離主義という考え方の人が増えていますが、私も同じ考えで両手を挙げて賛成しています。
しかし、単純にモノが少なければOKではないですし、服は7パターンあればいいんだ!なんて、生き方は私には無理です。
選択するという重要な過程を軽視して捨てる。
結果のみに重点を置いて、ブランドを持っているのが本当の豊かさじゃないんだ!人生にはもっと大切なことがあって、人のためになることをして豊かになるべきだ!!
という、選択かつ閉鎖的な思想にならないように、
どの基準で選択するのか。
なぜ捨てる必要があるのか。
捨てることによる、メリットはあるのか。
ということも踏まえながらお話したいと思います。
美顔器も高級な美容液はどこを探しても見つかりませんが、絵を描くためのスケッチブックは月に一冊は必ず買いますし、本も必ず購入します。
一般的に選択的に判断されてしまう、身軽さがOKという概念と利便性という概念を調和させた方法でお伝えします。
傾向として、
暖かい国には陽気な人が多かったり、劣悪な労働環境ではよくない感情を抱きやすくなるものです。
1日の多く過ごす部屋を理想的にデザインすることは・・・言うまでもありません。
しかし、理想的な環境は理想哲学がないのと同じように正確にデザインできませんが、ここでは美意識の高い人にあてはまるであろう、学習効果を最大化させる環境作りというテーマでお話させていただきたいと思います。
脳内処理済み
学習効果を最大化させる環境作りをするにあたり、知っておかなければならない脳の基本的な構造があります。
現在最も有効だと考えられている受動意識仮説という考えです。
脳の基本的な構造で、最も重要なのにもかかわらず、一般的に知られていない概念だと思います。
それは、私たちが主だと考えている意識というのは、脳の並列処理の結果による受動的なもの。
というややこしい話です。
脳内で、意識として自覚する前(無意識)に、すでに2つの工程が行われていて、完結しているのです。
情報処理
視覚、聴覚、嗅覚などの、五感を通して脳内に様々な情報を送る
↓
その情報を並列散処理する
↓
採択してから行動する
↓
脳内では小人達による議論の結果の下、合理的な判断をしたうえで、各機関に信号を送る
↓
手を動かす、声を出す
↓
意識に情報を送る(認知する)
その結果を、私たちは意識として錯覚して記憶する。
ということです。
言い換えるならば意識できない脳に支配されている。ではないでしょうか。
もちろん、まだ仮説の域を飛び出しておりませんが…
巨大な並列回路を形成していることや、様々な科学的な実験よりも、有効な説であると考えられています。
これを受け入れるとすれば…
もし何かに集中したいのであれば、脳内の小人に議論をさせないことであるということ。
私がテレビを見ない理由は受動意識仮説のお話をさせていただいたことで、中学生から見ていない理由もお分かりかと思います。
余計な情報を脳内に入れたくないという理由が一番ですが、
テレビを見ること自体が、頭を悪くすることに繋がると考えています。
テレビも資本主義からの貢物ですので、視聴者のことより、スポンサーや株主の利益が優先されています。
つまり、多くの人が見続けてくれるようにしなければならないので、知的水準の低い層に対しても、思考に負担をかけずに、カードスタッキングなどの視聴学的なテクニックを使い、人がしっかり依存するように人工的にデザインされています。
静かなのは嫌だから・・・
帰宅したら癖で必ずテレビをつけている・・・
という声をよく聞きますが、もしかすると、それはすでに依存症なのかもしれません・・・
よくないニュース・知らなくていい情報に触れることは、意志力の低下、さらにはストレスを感じやすくします。
美意識を高めるためには付き合い方には気をつけていかなければなりません。
もちろん、いい番組もありますので、目的意識を持って見ない限りは、害にはならないということです。
街を歩いて目にする広告も、私たちの無意識の下、脳内では議論が開始されています・・・
無意識に目にしている広告によって、自分の価値観と他人に定義されている価値を混合させないように注意しなければならないのです。
小人達による無駄な議論をさせない環境を作ることを理解していただいたところで、余計な所有物を減らすためにも共有するといういう価値観を有効活用します。
シェアハウスやカーシェアをはじめ、シェアのビジネスは発展しているので、ここを活用しない理由はないです。
私も利用させていただいてますが、
冬にしか使わないコート類を、自宅まで取りに来てくれてクリーニングしてさらには使う時期まで保管してくれるというサービス
→REAQUA
植物のレンタルサービスもありますので、空間に植物を置きあなた好みの植物だったり四季折々の、の空間を演出するのに最適で、近隣に緑が少ない地域に住む時には活用しています。
長期間使わない育児用具のレンタルや、家電のレンタルサービスもあります。
シェアビジネスは益々拡大する可能性が非常に高いので、ユーザーとして活用できることで、利便性と自由度を同時に実現できるのです。
無意識をコントロールする
今回は受動意識仮説という脳の構造と、適切な断捨離についてお話させていただきました。
私たちが無意識に無意識を支配されていることは少々ショッキングな事実だったかもしれませんが、
やはりここでも、ホメオスタシスをうまく活用し、脳の一箇所の回路を強固にしていたり、理想的な方向を、無意識下で優先させていくことが可能だと思います。
この記事でお伝えした脳内の小人に議論させない環境をつくり、理想的な循環を確立していきましょう。
ありがとうございました。
have fun today,
coco
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