前回は、客観視が重要なことだと、お話させて頂きました。 → ありのままの
客観性を鍛えることは重要なことなのにも関わらず
何か普段していることはありますか?
と聞かれると、「うーん?」となる人は多いのではないでしょうか。
結果を残してきた世界のエリート達は、この意識をきちんと持ち、実際に取り組んでいます。
世界のエリート達が取り組んでいるにもかかわらず、
「え、怪しくない?」
「宗教関係の人がやるんじゃないの?」
「客観性と何の関係が?」
などなどの認識だけで、敬遠され気味なのはもったいないなーと思う瞑想についてお話します。
感情にかけているメガネ
例えば、こんなシーンを想像してみて下さい。
あなたが電車に乗っていて、隣に座った人がうとうと…あなたの肩に寄りかかって寝始めました。
その人は、な、なんと、めちゃくちゃあなた好みのイケメン(あるいはモデル並みの美女)だったら、もしかしたらあなたは、ドキドキしたりしちゃうかもしれません。
それとは逆に、あなたが仕事帰り電車でくたくたに疲れていて、同性の中年(おばさんあるいはおじさん)がうとうと…あなたにもたれかかってきたらどうでしょう。
・・・・。
前者と同じ感情にはならないと思います。
さらに、汗臭かったり、額に垂れる汗が見えたり、強すぎる香水の香りがしたりしたら、穏やかなあなたでも、いやいや勘弁してくれー。と心の中で思ったり、さりげなくその場から立ち去るかもしれません。
感情を抜いてその出来事だけを見てみると、物理的には、あなたの肩にある程度の重みがかかっているという同じ物理現象が起きているだけ。
そこに感情が入ることで、相手や、自分の環境によって、感じ方が全く変わってくるということです。
仕事でも、結婚生活でも、人間関係の構築において、出来事そのものと、感情を一旦切り離して考える(客観性を鍛える)ことは重要なことです。
世界で活躍しているエリートは瞑想を習慣にしている
様々な分野で素晴らしい成果を挙げている人物は、客観の重要性を知っています。
キャリア的エリートではなく、エリートと呼ばれるステージの高い人は、客観性を鍛えることを習慣にしています。
皆さんよく知っている創造性に富んだスティーブ・ジョブズは、瞑想を日常にとりいれてたとされています。
大リーグのイチロー選手も、かなり前から取り入れているそうです。
興味を持って調べてみると、瞑想の潜在能力に気付きました。
宗教的な印象が強い瞑想がすでに、科学的に、脳をアップグレードさせることが実証されています。
調べていただければ、すぐに見つかると思いますが、簡単に説明させていただくと、
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)
は、脳の消費エネルギーの60~80%占めます。
DMNは、脳内ネットワークで意識的な活動をしていないときに働く、ベースライン活動と言われています。言わば、自動車のアイドリングのようなもの。
つまり、ぼーっとしていてもDMNによって、エネルギーを消費してしまうということです。
つまり、このDMNの消費を抑えられる瞑想をうまく活用して、脳を休息させることで、集中力やパフォーマンスをあげましょうということです。
私が取り組んでいるのは、ヴィパッサナー瞑想
これは、身体に起きたことをあるがままに感じるという方法です。
意識を向けた場所を感じたままに感じるというイメージです。
やってみればすぐ気が付きますが、私の場合は、
激しい感情の上下がなくなる(怒る、イライラするなど)
自分の考え、感情(主観)とは事実を一旦切り離し、考えられる
脳内で情報処理するスピードがアップした et cetera
娯楽が増え、通信手段の発達が目覚ましい現代では、生活や人間関係がシンプルではなくなり、脳内が何かしらによって忙殺されています。
今回は、
機械だけではなく、私たち人間もアップグレードしなければならない
脳を休めなくてはならないというお話をさせて頂きました。
瞑想することで、脳内も美しくしていきましょう。
ありがとうございました。
have fun today,
coco
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